
【初心者向け】Googleアナリティクスの基本用語集
2021年10月4日
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
Webサイトを運営する上でユーザーが「どこから」「どのようなキーワードで」「どのページを見て」「何をしたのか」を可視化することができます。
今回はGoogleアナリティクスを使う上で覚えておきたい基本用語をご紹介します。
ユーザー
サイトに訪問したユーザーの数です。
同一人物が同じデバイスで同じブラウザから数十ページ閲覧してもユーザー数は1としてカウントされます。
何人に利用されているのかがわかる指標です。
ただし、同一人物の場合でも違うデバイスやブラウザを使った場合は、別のユーザーとしてカウントされます。
新規ユーザー
過去2年以内にサイトに訪問したことがないユーザーの数です。
過去2年以前にアクセスしていたとしても新規ユーザーとして扱われます。
セッション
ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動です。
アクセスしてからWebサイトを離れるまでが1セッションです。
ユーザーがサイトを離脱した後に再度訪問した場合には、セッションは2とカウントされます。
また、30分以上間隔をあけて再びWebサイト内でどこかをクリックした場合、日付をまたいでどこかをクリックした場合は離脱していなくても新たなセッションとしてカウントされます。
ユーザーあたりのセッション
1ユーザーあたりの平均セッション数です。
設定した期間内で1ユーザーが平均でどれくらい訪問したのか、という指標です。
算出方法:セッション÷ユーザー
ページビュー数(PV)
Webサイトのページ閲覧数を表す指標です。PV数と省略し表記されることも多いです。
例えば同じユーザーが5ページ閲覧した場合は、ページビュー数は【5】となります。
ページ/セッション
1回の訪問にあたり、何ページ閲覧しているのかを表す指標です。
ページ/セッションが多い場合、1回の訪問で多くページが見られているので、自社サイトに興味のあるユーザーだと推測できるが、多すぎる場合は、ユーザーが目的にしているコンテンツや情報にたどり着きづらく、ユーザーに「見づらい」「探しづらい」サイトと印象をあたえてしまっているかも。
算出方法:ページビュー数÷セッション数
平均セッション時間
1回の訪問でユーザーがWebサイト内に留まっている時間です。
ページを開いてから、別のページを開くまでの時間です。
長く滞在しているほど、ユーザーにとって興味のあるWebサイトと推測できます。
ただし、Googleアナリティクスでは、最後に閲覧しているページの滞在時間は測定できません。
直帰した場合は、2ページ目がないので、平均セッション時間は0になります。
直帰率
Webサイトに訪問したユーザーが1ページのみを閲覧し、そのまま離脱してしまう割合を表した指標です。
サイト全体の直帰率が高いと、ユーザーが求めるコンテンツとのギャップが生じている可能性があり、サイトの改善が必要な場合もあります。
算出方法:直帰数÷セッション数
まとめ
Googleアナリティクスの基本用語を解説させていただきました。いかがでしたでしょうか。
GoogleアナリティクスはWebサイトを運営する上で欠かせないツールです。
最初は管理画面の操作や用語の意味がわからなかったり、難しく感じる方もいるかもしれませんが、正しく理解することで誰でも活用できるようになります。
日々の業務でアナリティクスを使用している方で用語について意味をあいまいに理解している方は今回の記事を確認していただければと思います。