これからデザインを始める・始めたい人必見! デザインの基本・考え方とは?

これからデザインを始める・始めたい人必見! デザインの基本・考え方とは?

2022年7月31日

デザインをこれから始める・始めたいと思っている方のために、まずはデザインの基本的な考え方について話をしたいと思います。

皆さんが思っているデザインのイメージ

世の中にありふれているデザイン。
「デザイン」と聞いてどんなイメージがあるでしょうか?

「綺麗につくられている」「かっこいい」と言ったイメージを持っている方が大半ではないでしょうか?

私もその中のひとりで、デザインを始めたときは、綺麗で見た目の良いデザインがすべて!かっこよければオッケー!とか思っていました。。

デザインの意味とは

まずはデザインの語源を調べてみました。

「デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上記の内容を踏まえると、抱えている課題を解決するために思考し最適な形として表現すること。ということとなります。

必ずしも外観のよい綺麗なデザインを作ることがすべてではなさそうですね。

では、デザインをするということはどういうことなのか。

ここではチラシのデザインを依頼されたと仮定して話をしていきます。

クライアントはお客さんがこない・商品が売れないなど何か問題や目的があるので依頼してきます。
デザイナーはクライアントが抱えている問題や目的を聞いて、それらを解決する方法を考えます。

そこで

  • 何を
  • 誰に
  • どのように

影響を与えるのか【本質的な視点は何か】をまずは整理します。

上記の内容を念頭に置いてデザインを進めていけば

ひとつひとつのデザインに理由が生まれ、
説得力のあるデザインができ
最終的にはクライアントの目的の達成につなげることができます。

これらのことができて初めてデザインと言えるのではないかと、私は考えています。

まとめ

たくさん作れば技術も上がり、デザインの引き出しも増えます。
センスを磨くこともできます。

でもデザインとして大切なことはテクニックというよりも考え方です。
デザインの見た目をよくするのはあくまでも「手段」であり、「目的」は伝えたい相手にきちんと伝ることや、問題や課題を解決することです。

「デザイン」の言葉の意味を理解し、よりよい「デザイン」を作っていけるようになっていければと思います。